〔キーボードでのタイピング〕や〔マウスの上げ下げ〕
〔クリックなどの小さな反復動作〕は、
前腕の伸筋を弱める原因となります。
この反復動作が重なると、
腱に傷みが生じ、
炎症や痛みが引き起こされます。
仕事の性質上、
コンピュータの前で過ごす時間を
減らす事ができない場合、
こうした「コンピュータ肘」の発症を防ぐための
【役立つヒントが以下に8つ】あります。
【ヒント1】
デスクに座り、マウスを使用する際の適切な姿勢が重要です。
上腕と前腕が90度の角度になっていることを確認してください。
適切な角度を確保するために椅子の高さを調整した方が良いです。
【ヒント2】
マウスをできるだけキーボードに近づけて配置し、
90度の角度を保つようにしてください。
マウスをデスクの奥に置くと届きにくくなるので注意してください。
【ヒント3】
タイピングやマウスクリックは
運動量が少ない活動かもしれませんが、
肘が過度に使用されてしまう活動です。
マウスを使用する際には、
手首だけでなく腕全体を使いましょう。
【ヒント4】
タイピング時にキーボードを強く叩くことは、
キーボードのスイッチ動作への影響だけでなく、
手首や前腕にも負荷を与えます。
ですので、優しく軽くタイプするよう心掛けましょう。
【ヒント5】
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせましょう。
立っているときも座っているときも、
体を適切な姿勢で保つことが重要です。
【ヒント6】
コンピュータ休憩を取りましょう。
昼食の際にはデスク以外の場所で
昼食を取るようにしましょう。
コンピュータの長時間使用を避けるために
タスクを交互に行うこともできます。
タイピングしないときに手をキーボードから離し、
両脇に下ろすことも、血液の流れを助けます。
【ヒント7】
前腕の筋肉を強化するための
軽いエクササイズを始めましょう。
テニスボールを何度か握ることを試してみるか、
テニスボールがない場合は巻いたタオルを使うことができます。
【ヒント8】
すでに肘の痛みを感じている場合は、
肘のサポーターを着用しましょう。
これにより痛みが軽減され、肘の回復が早まります。
コンピュータ作業は腕と手の
過度の使用を引き起こすことがあります。
上記の簡単な実践方法と
良い作業習慣を心がけることで、
肘のトラブルを避けることができます。
Celavirgie Bautista著 senteq.com HPより:https://senteq.com/pages/elbow-episode-4